寝不足のビジネスパーソンに捧ぐアイスコーヒー”5選”飲み比べ(サザ、ミカド、成城石井、タリーズ)

眠そうな奴は大体同僚 眠そうな奴と大体同じ 夜明けの道歩き見てきたこの街

どうも、とある社長です。

寝不足、足りてますか?

調子のいい日はアイスコーヒーを1リットル飲んでしまう僕が、普段飲んでいるオススメアイスコーヒー5種類を飲み比べしてみました。

一度に飲み比べてみると、かなりクリアに違いが分かり驚きました

どのコーヒーもとても美味しいので、仕事の強力なお供に是非試してみてください。

目次

結論:オススメアイスコーヒー5選はこれだ

この記事で紹介するアイスコーヒーはこちらです。

アイスコーヒー

我ながら良いチョイスです…。

時期やサイトによっても変わると思うので参考までですが、画像では左から順番に、以下のとおり価格が高い順に並べています(価格は2023年8月9日時点)。

No.商品名 / 会社名価格(税込)
1ネルドリップアイスコーヒー(サザコーヒー)650円/1本
2MAJOリキッドコーヒー(ミカド珈琲)594円/1本
3ペルー産最高等級アラビカ豆 オーガニックアイスコーヒー無糖(成城石井)496円/1本
4アイスコーヒー【無糖】(成城石井)388円/1本
5MY HOME BLACK COFFEE(TULLY’S COFFEE)378円/1本

どのコーヒーもオススメですが、味わいに違いがあるので、気分によって変えてみるとより一層アイスコーヒーを楽しめると思います。本記事を参考にしていただけると何よりです。

各商品の簡単な紹介

ネルドリップアイスコーヒー(サザコーヒー)

サザコーヒーはふるさと納税の返礼品でアイスコーヒーをたまたま見つけ、それ以来ファンになりました。

夏はアイスコーヒー、秋から春にかけてはカップオンを楽しんでます。

そして商品に加えて、サザコーヒーは会社自体が非常に魅力的です。

サザコーヒーは茨城県ひたちなか市に本社を置く会社です。社名「サザ」の由来は、臨済宗「且座喫茶」から、「さあ、座してお茶を飲んで下さい」の意味とのことです。

経済ジャーナリストの高井尚之氏が定期的に東洋経済で記事を書かれていますが、色々と試行錯誤を重ねる様子が分かり、大変興味深いです。今後も次の一手に目が離せません。

  • 茨城発のカフェ「サザコーヒー」が東京でウケる訳-地元食材をメニューに反映、コーヒーの質に磨き-
    (2023/07/11)
  • 茨城サザコーヒー、たった16店で放つ存在感の神髄-都内4店目の新橋出店、「徹底した差別化」の裏側-
    (2022/05/22)
  • 茨城の老舗カフェがコロナに全然負けてない訳-サザコーヒーは次々にイベントを仕掛ける-
    (2021/04/28)
  • 茨城ではスタバもかなわない名店の圧倒的魅力-高級豆×独自の仕掛けで大手と違う土俵に立つ-
    (2020/01/26)
  • 茨城でスタバとコメダを圧倒する名店の正体-サザコーヒーの企業経営はここまで徹底する-(2017/11/19)

前置きが長くなりましたが、商品の説明は以下のとおりです。

本店と同じネルドリップ技術で、こだわりの豆をふんだんに使った本格派。
一度味わうとやみつきになる美味しさ。コーヒー本来の香りとコクが感じられる人気商品です!

公式サイト

なお豆はグアテマラ、ブラジル産を使用していて、商品名のとおりネルドリップで抽出しています。

MAJOリキッドコーヒー(ミカド珈琲)

ミカド珈琲は1948年に東京日本橋でコーヒーロースターとして創業しています。

東京都港区に本社を置き、軽井沢や日本橋で複数店舗を運営しています。

社名「ミカド」の由来は『世界に通用する味をつくる』という志とのことで、創業者の金坂景助氏が社名を考える際に「日本人が作るコーヒーが世界に通用する味を作る会社」という志のもと、かつて彼が見たオペラより着想し「MIKADO(ミカド)コーヒー」となったようです。

商品の説明は以下のとおりです。豆の産地は分かりませんでしたが、7種類の豆をブレンドしているようです。

1948年に東京・日本橋でコーヒーロースターとして創業したミカド珈琲。1952年には軽井沢に喫茶店を構え、世界的に有名なアーティストや著名な作家、政治家などに愛されてきた名店です。このリキッドコーヒーは、ご家庭でも本格的なコーヒーをお楽しみいただくために生まれたもので、経験を積んだ焙煎士によってローストされた7種類の豆を使用。ベースとなる4種類を焙煎し、そこに旨みや奥行きのあるコーヒー豆をストロングブレンドに仕上げてバランスよく配合しています。自社のコーヒーに合う水を探し求めてたどり着いた南アルプスの伏流水は清らかでやわらかく、その水で作られるリキッドコーヒーは口当たりがまろやか。ネルドリップで抽出するコーヒーは、コーヒー好きにはたまらない複雑なコクや苦み、旨みに満ちています。濃いめに抽出してありますのでまずはダイレクトに風味をお楽しみいただき、お好みでミルクやシロップをご利用ください。

文春マルシェ

ペルー産最高等級アラビカ豆 オーガニックアイスコーヒー無糖(成城石井)

続いて成城石井です。

このオーガニックアイスコーヒーは2021年の6月から発売が開始されていて、「ワンランク上のアイスコーヒー」をコンセプトにしています。

値段もこの後紹介する同じ成城石井のアイスコーヒーよりも100円ちょっと高くなっています。

この商品は、抽出に南アルプスの伏流水を使用していて、山梨県南アルプス市のふるさと納税の返礼品にもなっています。

商品の説明は以下のとおりです。この商品もネルドリップですね。

「ワンランク上のアイスコーヒー」をコンセプトに、素材から焙煎・抽出方法にまでこだわった無糖のオリジナルアイスコーヒーです。コーヒー豆は、アンデス山脈由来の高い標高による昼夜の寒暖差で味わいが凝縮されたペルー産のオーガニック豆から、雑味の少ない最高等級豆だけを厳選して使用。フレンチローストとネルドリップで豆の良さを引き出しました。深みと丸みを帯びた上質な苦味と、まろやかで深いコク、そして2つが織り成す心地よい余韻を、ぜひお楽しみください。有機JAS認証豆100%使用・香料不使用。

プレスリリース

アイスコーヒー【無糖】(成城石井)

成城石井からもう一つ。値段と味わいのバランスが優れたアイスコーヒーです。

値段もオーガニックアイスコーヒーと比べてお求めやすくなってます。

商品の説明は以下のとおりです。この商品もネルドリップです。

アラビカ種を100%使用した深煎りタイプ(フルシティロースト)の粗挽き豆を鈴鹿山系の天然水でネルドリップ抽出しました。

公式サイト

MY HOME BLACK COFFEE(TULLY’S COFFEE)

最後はタリーズコーヒーです。

タリーズコーヒーは1992年にシアトルで生まれたスペシャルティコーヒーショップで、今では日本全国に700店舗も展開しています。

現在のタリーズコーヒーは意外にも伊藤園の100%子会社ですが、どういう経緯があったのでしょうか。

タイムリーですが、PRESIDENT Onlineで「「創業者なのに自社株を20%しか持っていなかった」松田公太が今も悔やむ”タリーズ売却劇”の教訓」(2023/08/04 11:00)という記事がありました。

この記事も参考にして纏めると、主な経緯は以下のとおりです。

  • 創業社長の松田公太氏が1997年に米国タリーズから日本での独占契約権を得て、銀座に1号店を開店
  • 2001年にナスダック・ジャパンに上場、2004年に赤字続きの米国タリーズを救済する目的でMBOによる非上場化(ただし目的は果たせず日本での商標権を買い取ることにとどまる)
  • その後MBOで共同投資したファンドの裏切りがあり、それを防ぐために伊藤園へ売却

こちらも前置きが長くなってしまいましたが、商品の説明は以下のとおりです。

TULLY’S COFFEE MY HOME BLACK COFFEEは、アラビカ種コーヒー豆を100%使用し、「淹れたて」のおいしさにこだわったブラックコーヒーです。
国内工場でブレンドした豆個々の特徴を引き出すW焙煎(深煎・中煎)を行うことで、キレのある苦味とおいしい酸味のバランスを活かした深みのある味わい。香料不使用なので、コーヒー本来の味をお楽しみいただけます。

フェリシティー

飲み比べ

ではそろそろ飲み比べです。

せっかくなのでまずは色合いから見てみます。同じ条件にするために新品をいっぺんにあけてます。

アイスコーヒー

色合いは正直あまり違いがよく分かりませんでした。

味もみておこう(ペチャリ ペチャ)

むむ…

結論から言って、味は明確に違いがありました

単体で飲んでも味の印象は確かに異なりますが、一度に飲み比べるとここまで明確に違いが出るのかと大変驚きました。

以下、それぞれの味の印象を紹介します(最後にまとめの表あり)。

ネルドリップアイスコーヒー(サザコーヒー)

やっぱり美味い。

口に含むとまず甘味を感じて、直後に苦みと酸味がきてコクを感じます。

豆の風味が抜けると、ああ、コーヒー飲んだなという余韻が口に残ります。

今回の5つの中では一番甘味と酸味、苦みのバランスが良いです。

味わいは上品で高級ホテルの喫茶店にいるような気分になります。

MAJOリキッドコーヒー(ミカド珈琲)

濃いです。重低音でずっしりときます。

苦みが強く、7種類の豆を使用しているためか、味の厚みを感じます。

ハードボイルドな珈琲感(あえて漢字)があります。

レトロな喫茶店にいるような気分になります。

ペルー産最高等級アラビカ豆 オーガニックアイスコーヒー無糖(成城石井)

こちらも濃いです。

口に含むと、豆の荒々しい風味がきて、その後じわっと苦みとコクを感じます。

今回の5つの中では一番野性味が強いですね。

目の前にコーヒー農園が広がっているような気分になります。

アイスコーヒー【無糖】(成城石井)

甘いです。飲み比べて明確に感じました。

同じく甘味を感じたタリーズの「MY HOME BLACK COFFEE」より濃さとコクを感じます。

デザート感があり、飲んだ後は心地よいコクが残ります。

MY HOME BLACK COFFEE(TULLY’S COFFEE)

これも甘いです。デザート感もあります。

成城石井の「アイスコーヒー【無糖】」と比べるとすっきりしています。

飲んだ後もさっぱりしていて、ガブガブ飲めてしまいます。

味の感想まとめ表

商品名 / 会社名味の感想
ネルドリップアイスコーヒー
(サザコーヒー)
・今回の5つの中では最も甘味と酸味、苦みのバランスが良い
・甘さの直後に苦みと酸味がきてコクを感じる
・豆の風味が抜けた後の余韻が口に残る
・上品な味わいで高級ホテルの喫茶店にいるような気分になる
MAJOリキッドコーヒー
(ミカド珈琲)
・濃い
・重低音でズシっとくる
・苦みが強く、味の厚みを感じる(7種類のブレンドだから?)
・ハードボイルドな珈琲感あり
・レトロな喫茶店にいるような気分になる
ペルー産最高等級アラビカ豆
オーガニックアイスコーヒー無糖
(成城石井)
・濃い
・豆の荒々しい風味の後に、じわっと苦みとコクを感じる
・5つの中では最も野性味が強い
・目の前にコーヒー農園が広がっているような気分になる
アイスコーヒー【無糖】
(成城石井)
・甘さを感じる
・デザート感がある
・タリーズよりも濃さとコクがある
・飲んだ後は心地よいコクが残る
MY HOME BLACK COFFEE
(TULLY’S COFFEE)
・甘さを感じる
・デザート感がある
・成城石井のアイスコーヒー無糖よりすっきりしている
・飲んだ後はさっぱりして、ガブガブ飲める

まとめ

なるほどコーヒーってこんな味がするのか。

これで今度コーヒーの記事を書くとき一風違ったリアルな雰囲気が書けるぞ…。

To Be Continued

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